公開日 2024年12月19日(Thu)
12月19日(木)6時間目に数学の研究授業が普通科1年の学級でありました。
授業担当は数学科の立石先生です。
今日のテーマは「三角比を使って身近にあるものを計測しよう」でした。
まずは,三角比の定義を復習します。
「Sin!コサイン!たんじぇんと!ですよね~」生徒の皆さんの反応もさすがです(^o^)
数学と共に「情報」の教科を担当している立石先生。
情報のプログラミングの学習を交えながら解説していきます。
全ての教科はつながっているのだと改めて感じます。
傾斜角19°の坂をまっすぐに1000m登る。このときの垂直方向と水平方向に何m進むことになりますか?
さぁまずは個人で考えましょう!
生徒の質問に丁寧に答えます。
次の課題は
先日測定した「ヤシの木と測定者の距離」,「見上げる角度」のデータをもとにヤシの木の高さを求めるものでした。
席を移動して新たなグループで考えます。
正門から見える頴娃高校のモニュメント的存在であるヤシの木。
自分たちの力で身近にあるものを計測する楽しさを感じながらの作業です。
昨日,LHRの研究授業を終えたばかりの前田先生。多くのことを学ぼうとメモを取ります。
それぞれの解答を黒板に書きます。
全ての答が約11m。
距離や角度は違っても高さはほぼ同じでした。
測定が正しかったことが証明されます。
最後に,
立石先生「江戸時代に日本地図を作った伊能忠敬は,天下の絶景なりと賞された番所鼻自然公園もこのような方法で測量をしていたんでしょうね」
生徒「へー」「私もやってみたい!」
生徒にとっても,有意義な授業だったことがうかがえます。
最後もしっかりと挨拶をして終わりました。
教室の飾り付けもいいねすね(^^)/
授業が終わり,放課後は授業研究です。
先輩の先生方から賞賛とアドバイスを受けています。
立石先生。G1の皆さん。素晴らしい授業をありがとうございました。