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2020年9月

  • 2020年09月29日(火)

    いじめ問題を考える統一LHR

     本日1限目,いじめ問題を考える統一LHRにおいて,鹿児島地方法務局知覧支局の人権擁護員委員の方に御講話いただきました。

    「その言葉,本当に大丈夫?~人権意識が響き合う学校~」というテーマで2・3年生は体育館,1年生はリモートにより教室での受講となりました。

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        鹿児島地方法務局 知覧支局人権擁護委員 松 窪 ま ゆ み 様

    講話では,ネットいじめについてや言葉の持つ力など,様々な事例をもとに話をしてくださいました。特に印象に残った内容は,

        「自分を大事にする=他人を大事にする」

        「言葉の使い方を考える=自分の生き方を考える」

    というフレーズが心に響きました。

     これらを実践していくことで,よりよい人間関係を構築し人権意識を育んでほしいと思います。

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    鹿児島地方法務局知覧支局人権擁護委員(左から松窪様 新原様 浮辺様)

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  • 2020年09月28日(月)

    令和2年9月28日全校朝礼に代えて 「日々の選択と生き方」

     

    日々の選択と生き方          校長 林  匡

     

    おはようございます。

     さて,私は今日,家を出るまでに,朝食をどうしようかと考え,時間が惜しいから簡単に済ませようと考えて済ませました。また,どの柄のネクタイにしようか,ストライプはシャツにかぶっていないかなどと考え,選びました。これらは日常の何でもない営みの一つです。

     以前,NHK教育番組に,ピース又吉さんが出演する「今日の選択」がありました。着ていく服,歩くコース,行き先,読む本の内容,食べるもの,などなどを選んでいく番組です。

     

    皆さんも毎日,選んでいますね。

     選択する際に,決定する基準は,それぞれの価値観で異なります。

     あれにしようか,これにしようかなど,楽しい選択だけならばいいですが,悩みながら選択せざるを得ないこともあります。

     それでも,皆さんが何らかの選択をしたとき,そこには必ず「得たい結果,未来」がある。それを,是非わくわくするものにする,と考えていきましょう。

     問題,困難,課題。それも,その先にある,自分の未来への扉です。

     

     3年生で,民間企業への就職を選んだ人は,10月16日からの就職試験を迎えます。

     面接や作文,適性検査等に取り組んできた就職希望の皆さんが,全力をつくして希望を叶えられることを念じています。

     その他の3年生の皆さんも,大事な時期を過ごしていますね。また,2年生・1年生の皆さんも,今の自分をみつめながら,自分の生活リズムをどうするか,また,進学や就職,必要な資格取得などへの取組,選択を迫られているはずです。

     どのような状況でも,選択を迫られても,「豊かに生きていくために,何をしたいか」「何のため,誰のためにそれをするのか」という,生き方の基準を持てば,納得し,決意して進んでいけます。

     

     本校の『進路の手引き』表紙裏に記されている言葉。

     「思考に気をつけなさい,それはいつか言葉になるから。

      言葉に気をつけなさい,それはいつか行動になるから。

      行動に気をつけなさい,それはいつか習慣になるから。

      習慣に気をつけなさい,それはいつか性格になるから。

      性格に気をつけなさい,それはいつか運命になるから。」というのがありますね。

     学習や部活動,家庭・学校での過ごし方の中で,「良い習慣が良い心,良い考え方を育む」ことを,心がけましょう。

     今,大きな目標が仮になくても,今の自分から成長したい,豊かにしていきたい,という思いを大事にしましょう。小さな取組を始めてみる。大きな結果になる,ならないを考えてから,やる気を待ってからではなく,ルーティンとしてやっていく。

    勿論,目標がある人は,そこを目指していけばいい。

     

    余談ですが,大リーグで活躍している菊池遊星・大谷翔平選手の母校である花巻東高校野球部では,一番苦しい坂道ダッシュでも,それを面白がることができるように工夫しているそうです。チームの雰囲気を作る生徒が,「このダッシュは8回裏3-1で負けている場面で,それでも「よっしゃいくぞー」と言う場面のダッシュだ!」などと言って取り組むそうです。

    この習慣が,苦しいときでも楽しめる心を作る。逆境でも,楽しむ言葉を使い,わくわくしながらやる。その全てが,チームの空気(雰囲気)を作っていくというのです。(ひすいこうたろう・大嶋啓介著『前祝いの法則』(フォレスト出版株式会社,2018年初版)という本に紹介されています) 

     

     「有明や 浅間の霧が膳をはふ」(一茶)。春の霞に対して,秋は霧です。

     気象観測の方では,1Km以上の遠くがぼんやりして見えない場合を霧,それ以上見える場合は靄(もや)と言います。

     進路決定に対する不安は当然大きなものでしょう。

     思い悩んで気のふさぐことを「心の霧」と言いますが,自分のやりたいことを考え,一歩一歩,実現に向かってください。小さなこと,日常の選択をしながら。その結果,悩みが解決した気持ち,「拭うように晴れ」ますように。

     

     ※ 本稿は,9月28日予定の全校朝礼が中止になりましたので,当日の講話に代えて掲載します。

  • 2020年09月01日(火)

    2学期が始まりました

     本日より2学期が始まり1学期終業式と同様,校内放送により始業式・表彰式が行われました。

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     林 校長先生が「学ぼうとすることが大切。有意義な二学期にしましょう」と式辞を述べられました。

     2学期は多くの行事が計画されていますが,今年度は異なった形式で実施されることが多くなる予定です。そのような変化にも対応し,校是にもあります文字通り「開拓精神」で有意義な学校生活にしていきましょう。

     表彰を受けた生徒は以下のとおりです。

    日本漢字能力検定

      2級  普通科3年 有馬 花さん

      準2級 普通科3年 池元美佐さん  普通科1年 栫山歩美さん

      3級  普通科2年 岡元 凜さん

    特許権取得

      タンパーエビデントバンド付き合成樹脂キャップ  

           機械電気科2年 片平裕樹さん

    おめでとうございます。

    生徒皆さん,2学期も勉学に資格取得,部活動に精を出し実りある学期にしましょう。