公開日 2021年06月14日(Mon)
普通科1,2年生が「総合的な探究の時間」の意義やプレゼンの仕方などについて,校長先生の講話を聞きました。
膨大な資料をもとに校長先生自身が研究・調査した南薩地域の地形や文化の変遷,商業や鉄道の整備がなされた内容を伝えました。
ひとつのことを探究していくために必要な視点・特色・課題・段取りやデータ集めなど地道な作業に目標や解決へと導く流れを自身の研究で示していました。
前回の「アオリイカ」のプレゼンに続き,レベルの高い学術的な本物の研究を見た生徒たちは,地域に役立つ課題を探し求め,そして究めていくことに対してイメージを強め,前向きになってきていました。
【歴史家としても名高い林校長先生がとっておきのテーマを題材にしました】
【生徒たちは「調査の進め方がきめ細かく丁寧でした❗️」と話をしていました】
【同じ地歴公民科の教諭も「学会」に参加した気分でした】
【地元に密着した頴高ならではの講話で,スキルも上がってきたようです】
【頴娃に鉄道が伸びてきた話のあたりからテンションが上がってきました❗️】
【先生たちも固唾を飲んで,レベルの高い講話を聞いていました】
県内でも有数な農業産地でもあるここ南薩は,元々は火山地域で干害がひどく農業に向かない地域でした。しかし,池田湖の疏水をするという壮大な水利事業により長い年月をかけて優良な農業地域となりました。
この地域の農業がここまで発展したのも,今を見据えた地域愛の高い先代たちの苦労のおかげですね。